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Photograph courtesy Stephane Vetter, TWAN

2012年12月、アイスランドの夜空でコラボレートする天の川とオーロラ。
右端には、両者の壮大なアーチを眺める人の小さなシルエット。
絵画のように美しいゴーザフォス(Godafoss)滝と、周囲の氷の世界も華を添える。

第4回国際地球と空の写真コンテスト(Fourth International Earth and Sky Photo Contest)で、「美しい星空」(Beauty of the Night Sky)部門の第1位に輝いた。

 天文学の教育プロジェクト「The World at Night(TWAN)」を率いるババク・タフレシ(Babak Tafreshi)氏は、
「4枚の写真をつなげて1枚のパノラマ写真に仕立てている。
天の川とオーロラが弧を描き、川と滝に落ち込んでいるかのようだ」と感想を述べる。
 

 TWANと天体観測プロジェクト「Dark Skies Awareness(DSA)」が創設し、毎年開催されるこのコンテストでは、地上の風景を織り込んだ天文写真や、光害の実情をとらえた作品を募集している。


 4回目を迎えた今年は45カ国から685件の作品が寄せられ、「美しい夜空」、「光に抗して(Against the Lights)」の2部門で審査が行われた。

 プレスリリースでタフレシ氏は、「驚くべき数の作品が世界中から送られてきた。夜空への関心が高まっている証拠だ」とコメントしている。                                                                 

      Andrew Fazekas
  for National Geographic News May 15, 2013

 
 天空の星空と、自分の他には誰もいない大地。

 「生きているこ」とをお互いに揶揄しながら、

「一生懸命」と言う言葉にすり替えて、ようやく自信を得ているような人間たちの狭い世界に比べて、

この世のすべてを、神なる世界から俯瞰したような、嗚呼!なんと美しき、実在なる光景よ!


夢千代